6月の時期は、歯科検診をされる学校が多くなります。
昨日は、当院が毎年依頼を受けている学校の歯科検診に行って参りました。
最近の傾向として、子供の虫歯の数は少なくなっていく傾向にあります。
しかし、虫歯のある子は、一本だけというより、多数歯にわたって虫歯がある子も多いのです。
一つは、食事、間食、歯磨きを含めた生活環境に原因があるのではないかと思います。
また、歯並び、咬み合わせ、顎の骨格的に問題のある子供も多いのが現状です。
顎の骨格の発育が悪いと当然、歯並びは悪くなります。
また、上下の顎の大きさのバランスが悪いと出っ歯になったり、受け口になる傾向も見受けられます。
指吸いや口呼吸などの悪習癖も噛み合わせや歯ならびを悪くする原因の一つです。
最近の子供さんは、顎の発育が小さいので歯並びや噛み合わせにどうしても影響してきます。
また、顎関節に問題のある子供さんも増えているように思います。
噛み合わせに問題があると顎関節にも負担が掛かってしまいます。
多くの子供さんに歯科矯正が必要な時代がきています。