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セカンドオピニオン希望の患者様へ
コラム
2021/04/10
私は、セカンドオピニオン希望の患者様を診察する際、現在の病状や状態を説明する場面が一番慎重になります。
例えば、「治療中の歯が残せるのか、残せないのか」「治療した歯の症状が消えないがこのまま治療を続けてもいいのか」などですね。
もちろん、他院の歯科医師と同じ診断の場合も、違う診断の場合もあります。
どちらの場合でも、患者様から採取した資料をお見せしてその根拠を説明致します。
しかし、結局はどの歯科医師の診断結果を受け入れるかは患者様次第ですので、それ以上は何も言うことは出来ません。
私が一番返答に困るのは、他院で自由診療継続中の患者様で、治療費の支払いをすでに済まされている場合です。
この場合、主治医の先生とよく相談して治療中の歯の症状が改善しない場合、今後どのようにホローして頂けるのかを先に相談することをお勧めします。
症状が改善しない状態で治療を、先に進める(例えば、保険治療で根管治療後に歯をたたくと響くなどの軽微な症状が残っている状態で冠を被せてしまうなど)ことは、あり得ますが私自身が決めた条件をクリアーしないと先には進まないようにしています。
症状の残っている歯の治療を先に進めるのかどうかは、主治医の判断によって違うので、患者様と主治医の間でよく話し合いをされることをお勧めします。
(※患者様が問題を抱えている歯の治療を、当院で最初からやり直す覚悟が決まっている場合は何も問題ありません。)
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